教育目標・教育方針
1.自己の確立
民族的アイデンティティを確立し、同胞、地域コミュニティ社会の発展に参画していく自覚を持たせます。
2.確かな知識
幼初中高の一貫教育の利点を最大限に生かし、基礎学力と専門知識、自由で創造的な思考力を育てます。
3.人格の形成
健全な心と体、やさしく思いやりあふれる豊かな情操、そして判断力と実行力の形成に努めます。
4.真の国際人
日本をはじめ世界の歴史や社会、文化を教え、幅広い視野とシャープな国際感覚を養います。
幼・初・中・高の一貫教育
幼稚園 – ウリ式総合保育を実施
幼稚班ではウリマル、社会、造形、自然、音楽(律動)、 健康、自然の6領域で構成されるウリ式総合保育を実施 しており、発見いっぱいの遊びの中で子どもの思考力や 心・体の発育を促進します。
初級部 – 民族性を体系的に学ぶ
幼稚園で培った民族性を体系的に学びます。朝鮮語は文字の読み書き、発音はもちろん会話表現、物語などを通して段階的に習得していきます。また習字教室や農業体験など感性を刺激する多種多様な課外活動も充実しており、近隣の日本学校との交流など地域活動も行います。
中級部 – アイデンティティに目覚める
中級部生活は思春期における「自我」に目覚める時期です。朝鮮半島にルーツを持つ「朝鮮人」としてのアイデンティティを確認し、自分と世界へ目を向ける時間になります。また将来の展望をデザインできる基礎学力をしっかりと身に着け、多くの生徒が自身の目標に向けて努力しています。
高級部 – 統一祖国と同胞社会の未来を担う、唯一無二の存在(人材)へ
朝鮮民族としての誇りを持ち堂々と生きていく「主体性」、正しい知識と科学的な世界観を持つ「科学性」、生徒会活動やクラブ活動、寮生活などを通してコミュニケーション能力や他人を思いやる気持ち(「人間性」)を育てる事をモットーに統一祖国と同胞社会で活躍する人材育成を目指しています。
教育のICT化への取り組み
本校ではNPO法人「ウリトモ」のご協力の下、初級部4年生から高 級部3年生までの全児童、生徒に 1台ずつタブレットPCを配布し、 電子教科書の活用、授業や課外 活動など広く活用しています。 また、電子黒板を設置した「ICT 教室」を活用して授業を実施する など積極的に「教育のICT化」を 推し進めています。
寄宿舎の紹介
現在、本校では中四国地域をはじめとする日本各地から寄宿舎「平和寮」で生活しながら、学校に通っている生徒たちがいます。生徒たちは共同生活を通して人間性を高め、学びあいをしながらたしかな知識をつけています。さまざまなアクティビティを通して寮生同士の交流も盛んに行っています。
一人一人に合った充実のサポート
スクールバス
幼稚園から初級部3年生までの幼児、児童を対象にスクールバスで自宅から本校までの送迎をしています。
学童
共働きの家庭を対象に最大5時30分まで延長保育、学童保育を承っています。
(また学童保育では、学習指導も行っています。)
個別指導
初、中、高のすべての教種でレベルにあった個別指導を行っています。また放課後に資格取得や進学のための指導を受けることもできます。
資格
本校では「漢検」、「英検」、「数検」、「ハングル検定」など様々な検定を受験できます。また資格取得のための個別サポート体制も充実しています。